自動販売機で扱う商品選びのコツ

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自動販売機が現れたのはいつ?

コロナ感染拡大がもたらした変化

コロナ以前にも、食品を取り扱っている自販機はありましたが、感染が急拡大した2020年ころになると、飲食店は店頭販売が頭落ちとなり、廃業が相次ぎました。
そんな状況の一助となる販売方法として、無人販売である自動販売機は、感染を防ぐ販売方法として注目を集めるようになります。
自動販売機を利用して、店舗でしか味わえなかった名店の味を届けることに成功したのです。
全国の有名ラーメン店と製麺メーカーとが共同で開発した冷凍ラーメンの販売機は2021年3月から設置を開始し、現在では25都道府県で130か所以上に設置されています。
最盛期には全国25万台だった食品販売用の自販機は、2015年には7万台を切る台数にまで落ち込んでいましたが、コロナかにおいては増加傾向に転じ、7万2800台となっているのです。

技術革新で変化する自販機

ICカードやスマホアプリでの電子決済だけでなく、自動販売機の機能は確実に進化しています。
IoT(Internet of Tings)の技術は家電だけでなく、自動販売機へも活用されています。
例えば、自動販売機をネットワークに接続することで、遠隔でも売り上げ状況や在庫状況を確認できます。
目で見て確認することなく、管理をすることができるということ。
さらに、AI技術を活用した自販機では、販売データをAIが収集し、適宜価格を変動することができるという「ダイナミックプライシング」が可能になります。
本来、利用者層や販売数、時間による販売動向などは一定の期間を費やしてデータを調べるものですが、AI機能には即効性のあるデータ算出も可能にし、天候やイベントなどのシーズンごとのニーズを瞬時に判断し、価格を設定していくことも可能です。


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